皆さんこんにちは。村中です。
今日、明日は雨です。作業が進みませんね。
本日のご紹介は、埋設物のお話。
現在施工中のお客様宅からも埋設物が出現。
舗装工事を行う場所が、何だかグニャグニャしていると感じた作業スタッフが
掘削してみると水が湧いてくるとのこと・・・
さらに掘っていくと・・・
何か入れ物のようなものが出現。
昔の浄化槽が埋設されていたようです。
浄化槽の底面が抜けていないため、中には水が溜まっていたようです。(コンクリートや土も大量に入ってました)
とりあえず浄化槽を取り除き一安心かと思いきや・・・
中の水が無くならない・・・
水が増えてる?
原因は古い水道パイプ
さらには山の斜面のような住宅地の一番低い場所にある敷地のため水が湧いてくる・・・
水が湧いてくるのは理解できるが、もう使用していないはずの古いパイプから何故水が?
とにかくパイプを接続して処理。
あとは膿んでしまった土を改良し、セメント配合の砂・砂利で転圧。
掘削した土は、どろどろの汚泥のため処分。
予定外の費用をお客様に出させてしまう事になってしましました。
しかし、今回原因が解り、対処したことで安心して生活が出来ることでしょう。
あのままコンクリート施工などをしていたら、いずれコンクリートにヒビが入り、水が湧き出てきて
原因を探るために施工したものを壊し、そして再度施工となってしまい、
もっと莫大な費用が掛かっていたことでしょう。
昔の古い建物を解体した業者さん、埋設物までしっかり撤去しておいてくださいな。
埋めてしまえば分らない、見えないからなんてことはしないでくださいね。
では、また。